がくるといつも思い出します。
大学を卒業してヨーロッパ自転車旅行をしてました。
トルコから入ってギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガル、フランス、ドイツ・・・・
そのなかでもフランスの農村風景が印象的でした。
france-bik
フランス語で風景はpaysageといい、農民のことをpaysanといいます。
風景は農業がつくり、守り続けていくのだという歴史と強い意志を感じます。
自然はあるがままの自然ではなく、人間が手を加えつつ共存していくのだというポジティブな思想観もうかがえます。
そういえば一昔前の日本もそんなのあたり前にあったような気がします。
トトロにでてくる農村風景のようなものも今やなかなかお目にかかれません。

都市計画家や建築家やまちづくりの専門家たちがいう保存や修景にも素直に賛同できないものがありますが、僕たちはこれからどうしていけばよいのでしょうか?
むずかしい問題です。

あれからもう10年くらいたとうとしています。
写真は一緒に走っていたチャリダーのヨウスケ。

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