伊豆諸島クルーズ!?

新年明けましておめでとうございます。
今年はいっちょ年越しを伊豆の式根島に行こうということで、31日大みそかに出発して
元日式根島の民宿に一泊して、2日に東京に帰るという予定を組みました。

ところが、

波が高くて海は大荒れ、「着岸できなければ欠航」という条件付きの出港だったため少しは予想してたのですが、案の上大島を出て
シケがつよくなった瞬間「欠航」とのアナウンスが、、、、

それでも、なかなか楽しかったです。いい思い出になりました。

31日22時出港の東海汽船「サルビア丸」。以外に大きい。
sarubiagou
僕の取った席は一番安い「二等和室」。いわゆる雑魚寝です。
一人に割り当てられるスペースにガムテープでラインが引かれてます。
nitouwashitu
夜の10時に東京湾竹芝桟橋を出港し、レインボーブリッジの真下を通っていざ出発。
年の変わる0時には、船舶の習わしで、船が一斉に汽笛を鳴すんです!ボエー!ボエ~!
写真はないですが、甲板で自家製の御屠蘇(おとそ)で乾杯。
さーて、一眠りして初日の出に備えますか!ZZZ

6時50分、大島を出てすぐに空は明るくなり、念願の洋上初日の出を迎えました!
ホントにきれいです。これを見られただけでも満足です。天気は最高!
hatuhinode
と思ったのもつかの間、突然波が荒くなり、一番上の甲板にいるのに波しぶきがかかってくる。
風も揺れも相当ひどくて、飛ばされそうになって必死にしがみつきながら再び寝床に戻るが、船酔いが!!!
かといって逃れる場所もなく、立ってると気持ち悪いのでひたすら床に這いつくばって寝る。

その後式根島欠航のアナウンスが入り、つづいて新島、神津島と欠航が決まる。
船は大きく舵を切り、一路大島寄港の東京行へ変更になる。
実は「欠航」になると、切符代は全額払い戻しになる。この時点で僕の旅行はすべてキャンセルになり
往復の船代がタダな上に、宿に連絡すると、「うちはキャンセル料なんかないんです」とのこと。
え、、!?
これって無料のクルージングでは!?
しかも、年越しのイベント付。
もちろん、乗っていた多くの釣り人っぽいお客は残念そうにふてくされてるし、島に帰る人もいるだろうから
かわいそうとはおもいますが、なんだかちょっと得した気分。
その後、午前11時頃、船は大島に再寄港。予定より風向きの影響で早く着いてしまい、出発の2時まで下船して良いとのこと。
ここで大島に一泊していくなど、予定を変更する他のお客さんもいたが、特に情報もなかったのでトランジットのようになってしまう。
地図を見ると温泉がある。時間もそれほどないので、タクシーで温泉へ。
三原山温泉というところ、思ってもみない絶景。
miharayama
顔に吹き付ける冷たい風がとっても気持ちいい露天風呂でした。

2時に港に帰ると、おばちゃんが炉端でサザエを焼いていたのでそれを船にテイクアウト。日本酒とビールを買い込み
作ってきたおせちのようなお弁当をつまみながら大島を出る。
fune-osechi
↑おせちというよりは、酒のつまみたち。

夕方、相模湾沖を航行中。
風や波は強いけど、空気は澄んで、景色だけは良い。富士山が海から眺められるなんて!
銭湯のペンキ絵みたいだー
yuyakefuji

そして、デッキの反対側には房総半島と、なんと満月が上がってくるではありませんか!
mangetu
船はその後夜7時過ぎに竹芝桟橋に到着。
なんだか、楽しいイベントの目白押しで、個人的には大満足でした。
これが、丸1日経ってないうちの出来事だとは今でも思えません(酔ってたのかも)

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