先日は京都の住宅の引き渡しでした。
引き渡しというと、クライアントに鍵を渡し、設備などの取り扱い説明をするというのが一般的ですが、今回の工務店ではテープカットをすることになりました。
前日の嵐から一転して晴れ間が見えてきて晴れやかなおめでたい、とてもいい感じの式典になりました。こういうのもいいですね。
数十年に一度の大雨などスケジュール的なこともありオープンハウスはしませんでしたが、なぜかいろんな人が集まって、わきあいあいのオープニングパーティーのような感じに。
できたばかりの綺麗なフローリングに食べ物をこぼしているのはうちの息子です。。。
子連れでみえているのは、工事に関わった監督さんや職人さんたち。仕事だけでなく、完成してからもこんなプライベートな付き合いのできる関係ができたらと思います。
今回工事をしていただいた滋賀県立大学時代の後輩でもある工務店、木々のや奥村さん、スタッフの今井さん(なんと滋賀県出身で高知の沢田マンションに住んで大工をやっていた変わり者)、こちらも滋賀県立大学出身の一級建築士でもある左官職人の山下さん、外構は奈良の若き造園家の大岸禄弥氏、僕たちが仕事でもプライベートでもお付き合いしている家具屋さん平山日用品店の平山さん始め、大勢の職人さんたちありがとうございました。同世代の人の手で建築ができていくことに興奮も覚えた現場でした。(それにしてもおかしな経歴(もちろん優秀)の人たちばかりでおもしろい)
ひとまず外観だけ。
ちなみに左隣のベージュの住宅はタンタブルが7年前に設計した住宅です。外部空間は2世帯が独立しつつも外構を通してつながったことになり、ふたつの建物が手をつないでいるような存在になってほしいと思って設計しました。